インド占星術の魅力

2024年08月21日NEW !

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ヴェーダ占星術の魅力

本日は私が信頼する師の元12年間学びを続けているインド占星術についてお話しします。
私はちょうど自身のRYT200ヨガインストラクタートレーニングの時期にこの学問に出会いました。

インド占星術（ヴェーダ占星術）は古代インドで発展した占星術の体系です。
サンスクリット語では「ジョーティシュ（Jyotish）」と呼ばれています。
「ジョーティシュ」は「光の科学」という意味を持ち天体の運行と人間の運命や性格、出来事との関係を探る学問です。
個人の性格、運命、人生のテーマなどを

詳細に予測できると考えられています。

インド占星術の基本概念や仕組みについて詳しく説明します。

1. 基本概念

ホロスコープ

出生時の惑星の位置を示す図ホロスコープを作成します。
この図には12のハウスと9つの惑星が配置されます。

ホロスコープは、個人の人生の様々な側面を象徴しています。

惑星（グラハ）9つの主要な惑星を扱います。

これらの惑星はそれぞれ異なるエネルギーを持ち個人の運命や性格に影響を与えます。

太陽（スーリヤ）:

自我、権威、生命力を象徴します。

月（チャンドラ）: 感情、心、母親を象徴します。
火星 : 行動力、エネルギー、戦いを象徴します。
水星 : 知性、コミュニケーション、商売を象徴します。
木星 : 知恵、繁栄、教師を象徴します。
金星 : 美、愛、芸術、快楽を象徴します。
土星 : 制限、試練、忍耐を象徴します。
ラーフ（ドラゴンヘッド）: 欲望、幻想、変革を象徴します。
ケートゥ（ドラゴンテイル）: 解脱、スピリチュアルな探求を象徴します。

ハウス

ホロスコープは12のハウスに分かれそれぞれが人生の特定の領域を表します。

1ハウス（ラグナ、アセンダント）: 自己、性格、外見
2ハウス: 財産、家族、価値観
3ハウス: 兄弟姉妹、勇気、コミュニケーション
4ハウス: 家庭、母親、不動産
5ハウス: 子供、創造性、恋愛
6ハウス: 健康、敵、労働
7ハウス: 結婚、パートナーシップ、ビジネス
8ハウス: 死と再生、秘密、遺産
9ハウス: 運、宗教、哲学、長距離旅行
10ハウス: キャリア、名誉、社会的地位
11ハウス: 友人、願望の実現、収入
12ハウス: 損失、解脱、瞑想、外国

2. ダシャーシステム
インド占星術には「ダシャー」という運命のタイミングを示すシステムがあります。
プラネタリーサイクルとも言います。

個人が人生の異なる時期にどの惑星の影響を強く受けるかを示します。

ヴィムショッタリ・ダシャー: 最も一般的なダシャーシステムで120年間のサイクルを9つの惑星に割り当てます。

それぞれの惑星がどの期間支配するかにより個人の人生における重要な出来事が予測されます。

ダーシャー：メインの惑星
アンタルダーシャー：サブの惑星
プラネティアンタルダーシャー：さらに細かい周期で変わるサブの惑星

3. ナクシャトラ（星宿）
ナクシャトラはホロスコープ上の月の位置に基づいて計算される27の星宿のことです。
ナクシャトラは個人の性格や運命に非常に重要な影響を与えます。
各ナクシャトラには特定のシンボルや神話的な背景があり個人の特性や運命に影響を与えます。

4. ゴーチャラ（トランジット）
トランジットとは現在の惑星の位置が出生図の惑星にどのように影響を与えるかを示すものです。
トランジットは短期的な影響を予測するために使用され日常生活の出来事や変化を理解するのに役立ちます。

5. インド占星術の応用：例えば〜
結婚と恋愛 7ハウスとその支配星金星、月の位置を分析して結婚やパートナーシップに関する運勢を読み解きます。
キャリアと仕事10ハウス、太陽、土星、木星の位置を分析して職業やキャリアに関する運勢を読み解きます。
健康6ハウス、8ハウスの惑星の影響を見て健康運や病気のリスクを読み解きます。